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2006年1月15日22時27分
時点のものです。

「レクサス」が一番になった理由(わけ)

「レクサス」が一番になった理由(わけ)

人気ランキング : 25,429位
定価 : ¥ 1,260
販売元 : 小学館
発売日 : 2004-04

価格 商品名 納期
¥ 1,260 「レクサス」が一番になった理由(わけ) 通常24時間以内に発送
戦略としてのブランド

いいモノを作りさえすれば売れるという時代は終わった。
いまや客はモノではなくイメージに金を出すのだ。
そしてこのブランドイメージを速やかにマーケットに広げるのに
口コミ以上に優れた宣伝方法はない。
イノベーション、アドヴォケイト、ディサイディングファクター、
などのキーワードをもとに、戦略的にマーケティングを進めた結果、
それがレクサス神話だったのである。
日本人が教訓として学ばねばならないのは、レクサスはアメリカで
大成功を収めたがレクサス神話はアメリカ人の手によって
作られたということだ。
確かにレクサス自体は良い「モノ」だったが、それだけでは
あれ程の成功は得られなかった。
マニュアルに拠るものではなく臨機応変の創造的サービスで
お客様に満足してもらうように努めたこと、
リコールをピンチではなくチャンスと捉え、わずか3週間で全ての
対応を終えレクサス神話を作ったこと、日本が学ばねばならない
ところは多々ある。
最後に著者は、今後もレクサスのような成功を収めるためには、
モノ作りに「おもてなし」の心を内蔵すること、
作り手に技術だけでなく、センスも教えるべきと提言している。
日本人のお家芸であるモノ作りはもちろん、絶対必須のものだが、
今や「ブランド」なしでは大きな成功は望めないのだ。

ブランドって何?

トヨタ自動車のアメリカでのレクサス展開を事例に、そのブランド構築の成功の過程を示している。良い物づくり、良いデザイン、良いコンセプト、これらは当然のこととして著者はその時代の空気と合致することが必要としている。良いものを作れば売れるはず、高い付加価値をつければ売れるはず、実はそれらだけでは成功に結びつかない。それが「空気=Politocal Correctと合致すること」と著者は述べている。そしてこれらが全て集まりブランドとなっているのだろう。寿司屋の事例でブランドを説明している部分も秀逸。
ブランドと言うわかりにくい価値をわかり易く説明した一冊である。

ブランドをわかりやすく説明

ブランドって何?と言うわかったようで、わかりにくい「価値」をトヨタ レクサスのアメリカでの成功を例に説明。図や例を使いとても判りやすい。
成功事例をただ誉めるだけの本も散見されるが、この本は成功要因が会社の政策だけでなく時代が求めるものに合致したことを指摘している。即ち、良いものを作る技術、良いもののコンセプトそれは勿論のこととして、そのものが時代の空気と合致していることが必要と述べている。大成功したアメリカ・レクサスも今後も成功を維持できるとは限らないわけで、常に時代の「空気」とともにあることが必要なのだ。
気楽に読めて、かつ納得できる一冊である。


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