トヨタはなぜ強いのか―自然生命システム経営の真髄
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定価 : ¥ 2,310
販売元 : 日本経済新聞社
発売日 : 2002-04 |
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人間は自然の一部 |
企業が長期的な利益を作るためには自分だけが儲け続けるとの個人主義的発想ではなく、共に成長するという周りとの「共存」を選ぶことが必要だということを読み取ることができる。
経営者は現場で働く従業員を歯車の一部としか捉えていないのではと疑問を感じるときがある。この本で紹介されているトヨタとスカニア(スウェーデンのメーカー)は従業員を歯車としてではなく「意思」があり、常に進化をする「セル(細胞)」として考えているという共通点がある。
このことにより現場が常に時代の流れを感じ取り、トップからの指示を待たずして流れに適応するシステムを作り上げることが可能になる。
自然生命システムを用いた経営方法の導入については説明不足と思われるが経営を自然の秩序と照らし合わせることの大切さをこの本を読むことにより理解することができると思う。
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よくあるトヨタ本 |
トヨタの本は大抵読んでます(レビュー見てくださいね)が、どの本にもあるこれまでトヨタが強かった理由はわかりますが、今日性のあることは学べません。
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管理会計の役割とは? |
筆者は高名な会計学者で、これもまた高名な会計学者である
ロバ−ト・キャプランと共著で「レレバンス・ロスト」を出版
し、会計学会に大きな衝撃(管理会計は役に立っていない!)を
与えたことで知られている。その後知られるようにキャプランは
ABC(活動基準原価計算)を経てバランスト・スコアカ−ドに
辿り着き、ジョンソンは本書に辿り着いた。
本書はトヨタとスウェ−デンのトラックメ−カ−を実地調査し、
その強さの秘密が「結果を目標に掲げる経営」では無く、「プロ
セスと人間を重視する経営」にあるという。つまりトヨタとト
ラックメ−カ−の成功は、数値目標で尻を叩く経営ではなく、
「自然生命システム」のように、状況に応じ適応能力を持った
人を育て、それ!!!報いることが継続的な繁栄に結びつくという。
トラックメ−カ−の例はさておき、プロセスと人間重視は日本的
経営の特徴であろう。とすると本書は日本的経営を擁護することに
なるのか? 現在多くの日本人はキャプランからABCとバランス
ト・スコアカ−ドを学んでいるというのに。